专利摘要:

公开号:WO1991004927A1
申请号:PCT/JP1990/001274
申请日:1990-10-03
公开日:1991-04-18
发明作者:Shinichi Kagano
申请人:Hitachi Maxell, Ltd.;
IPC主号:G11B23-00
专利说明:
[0001] 明 細 書
[0002] テープカー ト リ ツ ジの保護ケース
[0003] [技術分野]
[0004] この発明は、 テープカー ト リ ッ ジの保護ケースに関し、 その携帯 使用に対応すベくケース形状を改良したものである。
[0005] [背景技術]
[0006] 近年、 携帯用の小形テーププレイァの普及に伴いテープカー トリ ヅ ジをプラスチック製の保護ケースに収納して携帯する機会が多い。 しかし、 この種の保護ケースは角型のものが大半であり、 そのコー ナが角になっているので、 ポケッ トゃバッ ク等に入れるときそのコ ーナが引っ掛かりやすく、 ポケッ ト内面ゃバックの内装材を損傷、 破損することがある。 そこで、 例えば、 第 1図に示すように保護ケ ース 1 の側壁のコーナに丸みを付けて角落とししたものがある。
[0007] しかるに、 この種の角落と しされた保護ケースは、 その角落と し に際し、 保護ケースの内外寸法を変えずに行う必要があるため、 側 壁のコーナのみの外面側にアールを付けているが、 そのアールは小 さ くて他物との引っ掛かりを避けるには不十分である。 かと言って、 第 1図中、 破線 Fで示すようにアールを大きく つけると、 コーナの 肉厚が薄く なって強度が低下し、 落下衝撃を受けたとき割れを生じ やすい。
[0008] こう した問題を解消するために、 例えば、 保護ケース 1 の側壁の 断面を第 2図に示すような断面形状として、 その側壁のコーナのみ ならずその外面全体を一つの半円弧状に形成し、 その内面側はフラ ヅ トのままにしてケース内寸を確保することが考えられる。 しかし、 これでは、 ケースの外径寸法が a だけ大きくなり、 不使用時の保護 ケースを整理用ポッ クスに納めることができなく なるといつた不利 がある。
[0009] [発明の開示]
[0010] この発明はこ う した問題を解消するためになされたもので、 保護 ケースの側壁の外面に対する丸みのつけ方に工夫を凝らすことによ り、 ケース強度の低下や外形寸法の肥大化を伴う ことなく携帯に有 利な保護ケースを得ることを目的とする。
[0011] この発明のテープカー ト リ ツ ジの保護ケースでは、 例えば第 3図 に示すように、 角型の保護ケースの前後左右側壁 6 , 7, 8 , 9のう ち少なく とも一側壁の断面の外面 2 0を曲率の異なる複数の外凸状 の円弧 2 1 , 2 2をつないだ弓形に形成したものである。
[0012] その外面 2 0が外凸状の弓形に形成された側壁は、 ポケツ ト内面 ゃパックの内装材等に引っ掛かるようなことがないため、 保護ケー ス 1 はそれらポケツ トゃバッ ク等の中にスムーズに入れられ、 また 損傷を加えるようなことが無く なる。
[0013] また、 その弓形の外面 2 0は曲率の異なる複数の円弧 2 1 , 2 2 を組み合わせて形成するので、 側壁のコーナのみを単に角落と しす るもののごと く コーナの肉厚を薄くすることなく、 しかも側壁の外 面全体を同一曲率で描かれる半円弧状に形成するものほど、 ケース 外寸を肥大化するようなことが無く なる。 [図面の簡単な説明]
[0014] 第 1図は従来例の保護ケースの一部の拡大断面図である。
[0015] 第 2図は本発明との比较例を示す保護ケースの一部の拡大断面図 である。
[0016] 第 3図ないし第 7図はこの発明に係る保護ケースの一実施例を示 しており、
[0017] 第 3図は要部の拡大断面図、
[0018] 第 4図は全体の横断平面図、
[0019] 第 5図は全体の縦断側面図、
[0020] 第 6図は蓋を開いた状態の斜視図、
[0021] 第 7図は蓋を開いた状態の一部破断平面図である。
[0022] 第 8図はこの発明の別実施例を示す要部の拡大断面図である。
[0023] [発明を実施するための最良の形態]
[0024] 第 3図ないし第 7図はこの発明に係るテープカートリ ヅ ジの保護 ケースの一実施例を示している。 第 4図および第 6図において、 保護ケース 1 は角型のプラスチッ ク製のケース本体 2 と、 状差し状に形成されたプラスチッ ク製の蓋 3 とからなり、 両者 2 , 3に設けられた 3対の側面、 即ち蓋 3を閉 じた状態において互いに対向する下側壁 4 と上側壁 5、 前側壁 6 と 後側壁 7、 および左右側壁 8 , 9で、 テープカー ト リ ッ ジ 1 0の収 容空間を形成している。
[0025] ケース本体 2は、 下側壁 4の前部を構成するケース底壁 4 aと、 これら三方周縁から立設された前側壁 6および左右側壁 8 , 9を一 体に形成し、 ケース底壁 4 aの内面に左右一対の係止部材 1 2を突 設している。 係止部材 1 2は、 テープカー ト リ ッ ジ 1 0の駆動軸揷 入孔 1 3を介してテープ巻取用のハブ 1 4 と係合し、 収納時におけ るハブ 1 4の遊転を阻止する。
[0026] 蓋 3は、 ケース本体 2の開口上面を塞ぐ上側壁 5を有し、 その後 側縁の内面にテープカー ト リ ッ ジ 1 0が揷入されるポケツ ト 1 5を 一体に形成している。 ポケッ ト 1 5は、 上側壁 5の後側縁に直角に 連続する後側壁 7 と、 後側壁 7に直角に連続して下側壁 4の後部を 構成するポケッ ト底壁 4 bと、 これらの左右を閉塞するポケッ ト側 壁 1 6 , 1 7 とで形成される。
[0027] 蓋 3 とケース本体 2 とは、 ケース本体 2の左右側壁 8 , 9 とポケッ ト側壁 1 6 , 1 7との間に設けられた軸支構造 1 8を介して、 相互 に揺動開閉自在に連結されている。 詳しく は、 左右側壁 8 , 9の内 面に対向状に軸を突設し、 これを左右のポケッ ト側壁 1 6 , 1 7に 通設した軸受穴で軸支している。
[0028] このように構成された保護ケース 1を開閉するときは手がその前 後側壁 6 , 7によく掛けられ、 またバック等の中には通常その前側 壁 6または後側壁 7から入れられることが多い。 そこで、 これら前 側壁 6および後側壁 7のそれぞれの断面形状は各外面 2 0を外凸状 の弓形に形成している。
[0029] 第 3図および第 5図に示すように、 後側壁 7の弓形状の外面 2 0 は下側壁 4および上側壁 5にそれぞれ連続するコーナの円弧 2 1 , 2 1 と、 これら円弧 2 1 , 2 1 どう しを継ぎ目のない状態でつなぐ 中間の円弧 2 2 とで、 長径軸に沿って分割された半楕円状に形成さ れる。 この場合、 コーナの円弧 2 1 の曲率半径はできるだけ小さ く 形成してコーナの肉厚を確保する。 この上下の両コーナの円弧 2 1 の曲率半径は上下共に同じにする以外に、 異なるものであってもよ い。 中間の円弧 2 2の曲率半径はコーナの円弧 2 1 の曲率半径の数 倍、 例えば 2 . 5ないし 3 . 5倍に設定して、 外面 2 0が第 2図に示 すごと くケース外方に大き く突出することを防いでいる。 また、 そ のように中間の円弧 2 2の曲率半径をコーナの円弧 2 1 のそれより も大き く設定して緩やかな曲面にすることにより、 この円弧 2 2の 最大突出部にパーティ ングラインを設定する場合も、 パーティ ング ライン面が安定しやすく なり、 金型の短命を防ぐ上でも有利である。 前側壁 6の弓形状の外面 2 0 も、 それと同様にコーナの円弧 2 1 と中間の円弧 2 2 とを組み合わせて半楕円状に形成する。 ここで前 後の外面 2 0 , 2 0間の最大前後間隔は、 従来ケースの前後寸法と ほぼ一致させてある。 もっとも、 前後側壁 6 . 7の内面の前後間隔 も、 従来ケースのそれと一致させている。
[0030] 第 3図では、 弓形の外面 2 0がコーナの円弧 2 1 と中間の円弧 2 2の組み合わせで形成されるが、 曲率の異なる円弧 2 1 , 2 2の組 み合わせ数は特に限定されない。 また、 曲率の異なる円弧 2 1 , 2 2 どう しは継ぎ目の無い伏態でつなぐことが必要であるが、 そのつ なぎ方としては、 例えば、 第 8図に示すごと く曲率の異なるコーナ の円弧 2 1 , 2 1 どう しの間を、 円弧でなくて直線部 2 3でつなぐ もよい。
[0031] また、 図示例ではコーナの'内側の角にもアールを付けているが、 この内側のアールは必ずしも必要としない。 第 7図に示すように、 前後側壁 6 , 7の断面形状において、 前側壁 6および後側壁 7の最 大肉厚部において、 各内面 6 a , 7 aに肉厚の薄い凹部 2 4を形成す ることにより、 壁厚の均一化を図って、 厚さの不均一により冷却の 際生じる収縮差の歪を無くすることができてより好ましい。 次に、 別の実施例を説明する。
[0032] 前後側壁 6 , 7のほかに、 左右側壁 8 , 9の断面形状においてもそ の外面 2 0を外凸状の弓形に形成すれば、 ケース本体から角を無く することができる。 しかし、 本発明は前後左右側壁 6 , 7 , 8 , 9の いずれか一つの側壁のみをそのような断面形状に形成すればよい。 と く に、 上記実施例でボケッ ト 1 5に面する後側壁 7の内面には、 インデッ クスカー ドのタイ トル表示面が折り込まれる。 従って、 後 側壁 7がこの外面 2 0の円弧部によってレンズ作用を働き、 タイ ト ル表示を横側方からでも読み取りやすく なり、 多数個の保護ケース 1 が収納されているような状況においても、 一定位置からより多く のタイ トル表示を検索できる点で有利である。
[0033] 保護ケース 1 と してはケース本体 2 と蓋 3 とを薄肉の一体成形ヒ ンジでつないで一体に成形するものにも同様に適用できる。
[0034] この発明は V H S— C型のテープカー ト リ ツ ジ等を収納する保護 ケースにも同様に適用することができる。 以上説明したように、 この発明の角型の保護ケースによれば、 そ の前後左右側壁 6 , 7 , 8 , 9のうち少なく とも一側壁の断面形状に おいて、 その外面 2 0を外凸状の弓形に形成してあるので、 携帯時 にポケッ トゃパック等にその外面 2 0を有する側壁から入れやすく、 またそれらの内装材ゃ他の収容物が保護ケース 1で傷付けられたり することを解消できる。 しかも、 その外面 2 0は曲率の異なる複数 の円弧 2 1 , 2 2を組み合わせて弓形に形成してあるので、 コーナ の肉厚を確保してケース強度の低下を防止できるとともに、 ケース 外寸が拡大するのを防ぐこともできて在来の整理ポツクス等にも難 なく納めることができて有利である。
权利要求:
Claims請 求 の 範 囲
1 . 前後左右側壁(6 , 7 , 8 , 9)をもつ角型の保護ケースであつ て、
前後左右側壁(6 , 7 , 8 , 9 )のうち少なく とも一側壁の断面の外 面(2 0)が曲率の異なる複数の外凸状の円弧(2 1 , 2 2)をつない だ弓形に形成されていることを特徵とするテープカー ト リ ッ ジの保 ケ一ス。
类似技术:
公开号 | 公开日 | 专利标题
CN1087705C|2002-07-17|开合式数据光盘盒
CA2076425C|1998-04-14|Holder for compact discs or the like
CA1122132A|1982-04-20|Children's lunch box
US5659995A|1997-08-26|Bucket sized fisherman's tackle box
US7097036B2|2006-08-29|Cassette storing case
US6554132B2|2003-04-29|Disk protective enclosure
US5645165A|1997-07-08|Storage container for mini-disk cartridges
US5176250A|1993-01-05|Handy disk storage box
US4349121A|1982-09-14|Case with hinged lid assembly
US4703853A|1987-11-03|Blow-molded three section storage case
US4356918A|1982-11-02|Disc storage container
CA2179741C|2000-02-22|Disc case
USD468535S1|2003-01-14|Multiple compartment carrying case
US20060118555A1|2006-06-08|Storage container
DE3803732A1|1989-04-13|Behaeltnis fuer compactdisks
KR987000657A|1998-03-30|디스크 인출 가능한 디스크 카트리지|
US6286667B1|2001-09-11|Palm-top calculator and name card case combination
CA2114308C|2002-06-11|Cd-case with holding clamp
KR20040091478A|2004-10-28|냉장고의 바스켓커버 자동닫힘 구조
CA2452231A1|2005-02-28|Soft-sided cooler or lunch kit including a spinning pointer on an interior side of the lid
US7278151B2|2007-10-02|Disc cartridge
US5429240A|1995-07-04|Light-tight container
US7293647B2|2007-11-13|Carry case for compact media
JP3137934B2|2001-02-26|円板体収容ケース
JP3531322B2|2004-05-31|記憶された又は記憶すべき高記録密度の情報を有する少なくとも1つのデイスク(コンパクトデイスク)を収容するカセット
同族专利:
公开号 | 公开日
JPH0356589U|1991-05-30|
EP0447557A1|1991-09-25|
EP0447557A4|1992-06-24|
引用文献:
公开号 | 申请日 | 公开日 | 申请人 | 专利标题
法律状态:
1991-04-18| AK| Designated states|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): US |
1991-04-18| AL| Designated countries for regional patents|Kind code of ref document: A1 Designated state(s): AT BE CH DE DK ES FR GB IT LU NL SE |
1991-06-01| WWE| Wipo information: entry into national phase|Ref document number: 1990914761 Country of ref document: EP |
1991-09-25| WWP| Wipo information: published in national office|Ref document number: 1990914761 Country of ref document: EP |
1995-05-03| WWW| Wipo information: withdrawn in national office|Ref document number: 1990914761 Country of ref document: EP |
优先权:
申请号 | 申请日 | 专利标题
[返回顶部]